原発は再稼働すべし!・福島原発事故による放射線の影響について、国際的見解は安全!・電力は足りれば良いと言う問題ではない・マスコミはなぜ国連科学委員会の検証を報じないのだ!

福島の放射線は安全!今後福島で放射線の害は出ない。 国連科学委員会・国際放射線防護委員会が揃って発表。



先ずは上の西田昌司議員の動画を見て頂きたい。

このブログでも散々福島の放射線は安全だと言う事を言ってきた。
そして原発は再稼働すべしと言う事もずっと言ってきたが、ようやく国際的権威である国連科学委員会・国際放射線防護委員会が科学調査の果てに検証結果を出した。

それによると福島では今後、放射線による健康被害は出ないと言う事。
この事は原発事故数か月後くらいから、日本の放射線防護医学の先生からも何度も指摘があった。
しかしそれらの指摘に全てのマスコミが黙殺。
ほとんどの日本国民に真実が伝わる事がなかった。

そして民主党政権はこの福島原発の事故によって強制避難を勧告しているが、それがいかに馬鹿馬鹿しい事であり、人道的にも許されない事かが分かるはずだ。
強制避難によって精神的に不安定になり、故郷を追われた人々が自殺や病気を発症して命を落としている。
マスコミや言論人が放射線の不安を煽りに煽って、それにバカな国民が迎合し原発反対運動を興し、放射線の恐怖を人々に植え付けたのだ。
それだけならいざ知らず、最後には電力不足に陥り企業や産業に打撃を与え、やがては自分に返ってくる事を全く考えない一般の国民はどうかしている。
思考停止とはまさにこの事だ。
確かに報道しないマスコミの責任は重大だ。
しかしそれを真に受け、自らがこのような危機に対して全く学ぼうとしない国民にもその責任はあるのだ。
自分に不利益がかからない限り、興味を持つ事もしない。
そして国家意識の欠片もない国民が、他人事のように原発はいらないとほざく。
ま、だからこそこんないい加減な民主党に政権を取らせてしまうのだが・・・。


さて、原発再稼働については概ね西田議員に賛成なのだが、もう少し捕捉をしてみよう。

原発をなぜ再稼働しなくてはならないのか。
それには西田議員が説明してくれた他に、たくさんの理由がある。

先ず、日本の原子力技術を虎視眈々と狙っている国がある事を知って欲しい。
日本の原子力技術は世界一といっても過言ではない。
アメリカではスリーマイル島原発事故以来、34年ぶりに原発の新設を決定。
これには日本の東芝の子会社製の原子力発電が建設される事になった。
福島原発事故以降になぜ日本製の原子力を建設するのか?
それは福島の事故があってなお、日本の原子力発電が安全であると言うのが世界の認識だからだ。
アメリカだけではなく、リトアニアベトナムでも日本の日立製・三菱重工製が候補に挙がっている。

つまり日本の原子力技術は世界を席巻していると言っていい。
例えば、他所の国が参入を狙っても、大幅な価格競争に持ち込まない限り勝ち目はないし、福島事故以降、安全が重視されれば尚更価格競争には持ち込めない。
そこで日本の原子力政策を衰退させ、原子力の技術者を自分の国に迎え、自国製としての原子力発電を売り込もうとしている国、それが韓国だ。
韓国は今後原子力発電を世界に80機もの輸出を目論んでいる。
しかしその為には安全なしっかりとした技術基盤が必要となる。
そこで白羽の矢が立ったのが、日本だ。
福島事故による放射線被害を煽りに煽って、日本中に原発は危険であり必要ないと言う風潮を生まれさせ、原子力を衰退させようと試みたのだ。
そしてそれにマスコミが加担。
まんまと日本中を原発反対の渦に巻き込んだのだ。

更に言えば、もし原発技術が衰退したら、今ある原発廃炉はどうするのだ。
日本の中に原発技術者がいなくなれば、廃炉にするにしても他国に委ねなければならない。
そのたびに莫大な費用を取られるのは目に見えている。
今後、安全に原発廃炉して行くにしても、その廃炉技術を日本の技術でもって確立する事は、日本にとっての使命であり、日本にしか出来ないであろう。
そうした技術を確立する上でも、しっかりと技術者を育て研究重ね技術開発を行っていかなくてはならない。
その為には原発を再稼働して、しっかりと技術者が利益を得る事が必要なのだ。

それから電力の問題もある。
現在、マスコミのほとんどが電力が足りれば原発はいらないと言う。
しかし電力は足りればいいと言う問題ではない。
ましてや節電をした挙句にようやく足りるようでは、企業は疲弊し産業は破壊されてしまう。
企業に負荷を与えれば海外進出を余儀なくされ、そうなれば失業率が上がり、やがては日本国民全体にその影響が広がるだろう。
原発の代替となる火力発電の稼働により、燃料費が増大し電気料金も上がって来る。
そうなれば日本経済は大打撃を受ける事は間違いない。
豊かな電力があってこその産業であり、経済発展を見込めるのだ。
つまりは余剰電力があるくらいでなくては経済は成長しないし国は成長出来ないのだ。

そしてもう一つが国家安全保障上、原発再稼働は必要であると言う事だ。
日本には世界一の原子力技術があるおかげで、核兵器を作る技術は既にあると言うのが周辺諸国の認識だ。
この事が一つの抑止力として働いている。
日本周辺には侵略国家がズラリと並び、そうした国々が手が出せないのはアメリカがいるからと言うのもあるが、こうした原子力技術がある事も抑止の要因である事は間違いない。
仮に日本から原子力の技術が無くなればどうなるか・・・。
今以上に日本に対し外国の干渉が激しくなるだろう。

今日はいろいろと原発再稼働についての理由を述べてみたが、原発を停止しておくメリットはほとんどないと言っていい。
今後、放射線に対する認識を改め、原発に対する考え方が変わらない限り、日本の未来はないと言って良いだろう。
核廃棄物の処理にしても、処理技術の開発をするには、やはり原発の再稼働は必要となる。
真の安全を得る為にも、今ある日本の原子力技術を衰退させる事だけはしてならないのである。