東日本大震災から1年・全国で追悼式典が開催・被災地・被災者に寄り添い継続的な支援を!各国の支援に深甚の感謝を!・決意新たに今こそ一つになろう日本!

天皇陛下おことば

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120311/dst12031115320024-n1.htm

東日本大震災から一周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。

一年前の今日、思いも掛けない巨大地震津波に襲われ、ほぼ二万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。

さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。

この度の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。

また、諸外国の救助隊を始め、多くの人々が被災者のため様々に心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。

被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。

今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉といたします。



▲追悼式典でおことばをを述べられる天皇陛下


今日で東日本大震災から1年が経ちました。
未だに行方が分からない方々もいらっしゃいます。
せめてご家族の元に戻られる事を祈るばかりです。
そして亡くなられた方に哀悼の意を表します。

本日、東京で追悼式典が行われましたが、全国各地でこの1年の節目に様々な式典が行われています。
まず私たちは被災地・被災者の方々に寄り添うと言う事を忘れてはなりません。
この震災で親を亡くし震災孤児となってしまった子供たちも多数います。
その逆で孫や子を亡くしたお年寄りもいます。
こうした方々への継続的な支援と心のケアは、我々日本人同胞が必ずやらなければならない事であります。

私はこの3月に、東北に行くつもりでいました。
私の住む静岡県島田市では岩手県の山田町・大槌町のがれき焼却を受け入れる方向で話が進んでいます。
おそらく今週には桜井島田市長が正式な受け入れ表明をしてくれると思います。
ですからまずこの両町を自分で訪ねてみたかったのです。

ところが2月末から突発性難聴と言う難病にかかってしまい、通院・治療を余儀なくされてしまった為、3月は断念せざるを得なくなりました。
今月は行けませんが、新茶が収穫される4月〜5月の間に島田茶を持参して両町を訪ねてみたいと思います。
その時のレポートはこのブログに掲載したいと思います。

それと東日本大震災以降、様々な海外の国から多大な支援を頂きました。
こんなにも心強い支援を、海外の方から頂いたことに深甚の感謝を致したいと思います。
アメリカによる友達作戦、台湾による200億円にも上る義援金ブータン国王による来日・法要、そしてなにより発展途上の多くの国からも義援金を頂きました。
世界各国の皆様に、『ありがとうの言葉』を贈りたいです。

私たちは今こそ一つになって東北を復興させなくてはなりません。
多くの皆様が、東北に寄り添う事を切に願います。