政治家の資質・これからの政治家に必要な資質は、真っ当な歴史認識と愛国心を持ち故に国防をしっかりと語れるかがポイントだ・経済や制度などは状況によって変わるが、歴史認識や国防はどんな時でも不変である。

さて、今日は政治家たる者の資質を少し語ってみたい。
今の民主党政権を中心とした面々を見ていると、とてもではないが政治家たる資質は持ち合わせていない。
昨年の東日本大震災の被害や、福島第一原発の事故による甚大な被害が今でも続いていると言うのに、がれきの処理すら先が見えない状態で、いったい政治ってなんだろうと思う今日この頃である。

今の政権は本当に被災者を救う気があるのだろうか?
復興庁なるものが、やっとつい最近出来たばかりだ。
そして出来た復興庁と村井宮城県知事が既に揉めていると言う有様だ・・・。
被災地の要望に応えようとしない復興庁など、あっても意味ないのではないかと思う。

先日、名古屋の河村市長が南京大虐殺はなかったと発言した事で、このブログでも南京大虐殺について取り上げて、そんなものは全くなかった事を証明してきた。
この河村市長の発言によって、歴史認識と発言による影響を踏まえた事で政治家の間でも意見が真っ二つに割れた。
しかし史実からして言えば、日本の政治家であれば河村市長の発言を擁護するのが普通である。

なぜならば、史実とはたった一つしかないのだ。
日本の政治家ならばその史実に沿って発言すれば良いし、言わなければならない事はそれ以上でもそれ以下でもない。
史実を曲げて相手の都合に合わせて政治や外交を行うなど、一切日本の国益にはならないはずだ。
そして史実を曲げると言う事は、先人達を貶める事になり、先祖を大事にしない今を生きる我々に幸せなど絶対にやって来ない。
愛国心を持って日本人らしく史実を持って接する事こそ、最大の国益となるに違いない。

そしてこの国をどのように次の世代に繋いで行くのか・・・。
これが政治の最大のテーマである。
次の世代にこの日本を繋いで行くためには、他国からの侵略を許さずこの国を護って行かなくてはならない。
どんなに経済的に繁栄しても、どんなに他国に類を見ない技術があろうとも、それはたった一つの侵略で奪われてしまえばそれで終わりなのである。
軍事から目を逸らす政治家が横行すれば、日本は侵略の危機に晒され国を滅ぼす事になる。
だからこそ経済や政策や制度などより、先ず国防の観点がない政治家は政治家としての資質がないと言われて仕方ないのである。

経済や政策は、その状況により手法も制度も変わるが、歴史認識や国防に関してはどんな時であれ不変であると言う事。
不変であるがゆえに、この資質を持ち合わせていない政治家は政治家になるべきではない。
そしてその不変であるものの根幹が愛国心であると思うのだ。

愛国心の無い政治家が権力を握れば、当然被災した人や街を救う事など出来るはずがない。
今、日本に求められるのは愛国心を持った真の保守の再結成である。
これを実現しない限り、日本の明るい未来は閉ざされたままになってしまうだろう。