震災がれき処理問題・静岡県内の市町村が続々試験焼却を表明!静岡・浜松に続き富士・裾野まで・島田市桜井市長の勇気ある決断ががれき処理の輪を広げている!がんばれ東北!がんばれ日本!

富士、裾野両市 がれき試験焼却へ

http://www.at-s.com/news/detail/100103981.html

富士市鈴木尚市長は2日、市議会2月定例会の市長施政方針に対する質問で、岩手県大槌、山田両町で発生した被災がれき(災害廃棄物)について「市民や議会の理解を得て試験焼却を行いたい」と表明した。
鈴木市長は、県内各市町も個々の実情に合わせ、共同歩調で準備に入っていることなどを示し、県が策定する計画に基づいて「早い段階で説明会や現地視察を行う必要がある」と述べた。
がれきの焼却受け入れについては、不安を感じている市民も多いとして、試験焼却の結果を検証、評価した上で「市民や議会の意見を聞き、総合的に判断したい」と述べた。

裾野市の大橋俊二市長も2日、被災がれきの試験焼却実施の方針を表明した。大橋市長は「(受け入れに当たっては)市民の理解が第一」と述べた。
受け入れは、被災がれきの広域処理が進まない実情や島田市の試験焼却の速報結果などを踏まえて判断したとう。
今月下旬をめどに、最終処分場(同市須山)や焼却施設「市美化センター」(同市大畑)周辺の市民や関係者らを集め、理解を求める説明会を開く。希望する市民を対象に、岩手県山田町に足を運んで被災がれきの状況を視察してもらうバスを運行する考えも示した。具体的な実施時期や焼却量などについては今後、検討する。
会見に先だって行われた市議会全員協議会では、「スピーディーに進めるべき」などと賛成する議員の意見が目立った。



▲がれき焼却をいち早く決断した桜井島田市


静岡では震災がれきの焼却に関する支援の輪が広がっている。
発端は先月の島田市による試験焼却の結果が明らかになり、科学的根拠に基づいた安全性が確認されたからだ。
本来ならば何を於いても東北を助けるために、こうした支援を行わなくてはならないのだが、利己主義のご時世では致し方ないのか・・・。
いや、やはりこうした支援は同じ同胞として我が身を省みず助けの手を差し伸べるべきである。

このがれき焼却の支援の輪は、やはり島田市桜井市長の決断によるところが大きい!
本来なら十分な力を持った静岡市浜松市と言った政令指定都市静岡県を引っ張らなくてはならないのに、島田市がこれを先導した。
島田市桜井市長は大きな批判が渦巻く中、説明会を11回も行って手順を踏んで実施に漕ぎ着けた。

このブログでもずっと桜井市長を応援してきたが、私自身、桜井市長宛てに早い段階から激励のメールを送っていた。
この時、土曜日であったにも拘わらずその日に返信メールが来たのには驚いた。
単なる一市民に過ぎない私のような者に返事が来るとは・・・。
おそらくまだメールがそれほど多くは来ていなかったからかもしれないが。

桜井市長はこのがれき焼却に於いて、『どんなに反対されても実行する。』と明言していた。
今の政治家を見ると、この決断こそが求められているはずなのに、決断できないと言うよりしない政治家ばかりだ。
たった一つの決断が今、大きな波紋となって急速に広がろうとしている。
東北の復興を進める一番重要なものとは、桜井市長のような勇気と決断ではないだろうか。